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「躍金楼」(てっきんろう)の黒板塀越し伸びた柳の小枝で若葉がそよ風に揺れています。
4月第3週の週末。もうすっかり初夏を思わせる日差しで、すぐ隣にあるおでん屋さんも、やや手持ちぶさたのようでした。
この陽気がいつまで続くものやら、季節の変わり目は文字通り「3寒4温」で、気が抜けませんね。でも、新富町内のそこここに貼られた祭りのポスターを見ると、一足早い薫風の訪れということに思い至ります。
初夏にかかせぬ風物詩が祭り。浅草の三社祭り(今年は5月16日〜18日)の派手さはありませんが、5月早々に町内を神輿(みこし)がねり歩くのですよ。ご当地の氏神様である鉄砲洲稲荷神社の例大祭が5月2日から5日まで。その中日(なかび)の5月3日(土)、午後1時から。新富睦会創立90周年記念「大神輿渡御」とありました。
睦会と言えば、町内の氏子衆の集まりでしょうか。創立90周年、すなわち卒寿。何はともあれ、おめでたいことです。
日ごとに高層ビルが林立し始めた建設ラッシュの町内で、下町のぬくもりを伝える伝統行事。半纏(はんてん)の貸し出しもするそうですから、ビジター諸兄姉も、ここはひとつ土地っ子になりきったつもりで、神輿かつぎに参加してみては?
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