
ラスベガスで活躍する発電機 (同社HPから)

社葬の記事下広告 (朝日新聞 96/5/13)
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昨年末、「高橋お伝」というカビの生えたような話題を持ち出してヒンシュクを買ってしまいました。地元では、「昔も悪い女がいたんだ」「あの高橋お伝がつかまった旅館が町内にあったとは」という素朴な反響ののほか、「新富のイメージが悪くなる」と心配する向きもあるようです。
で、秘蔵のスクラップから、デンはデンでも躍進するトップ企業「デンヨー」のことを紹介します。
東証1部上場の「デンヨー」(本社:東京都中野区上高田)。でも、社名はもとより、この会社の製品や発祥の地が新富町ということを知っている人は地元でももう少ないようですので、まず同社の沿革から。
| 昭和23年 |
日本電気熔接機材株式会社として新富町で創立 |
| 昭和24年 |
中野工場開設 |
| 昭和34年 |
わが国最初の高速エンジン溶接機を開発、生産開始 |
| 昭和36年 |
埼玉工場完成 |
| 昭和41年 |
社名を「デンヨー株式会社」と改称 |
| 昭和46年 |
本社を中野へ移転 |
| 昭和58年 |
東証2部上場 |
| 平成4年 |
アメリカに子会社設立 |
| 平成12年 |
東証1部上場 |
2004年3月期のグループ総売上高約270億円、従業員数も500人余と決して大きくはありませんが、人体に例えれば腎臓あるいは膵臓……平素はその存在すらあまり意識することがないけど生命活動を支えるライフラインの要、つまり産業活動にとって必要不可欠な存在。
試みに同社のホームページを覗くと、エンジン発電機・溶接機はじめ特殊な機器の分野で同社が圧倒的なシェアを誇ることに驚かされます。
以下、製品の一端を示します。
・エンジン発電機は1kWのガソリンエンジン発電機から1100kVAのディーゼルエンジン発電機まで、市場占有率65%。高速道路はじめ工事現場の動力源、非常用発電装置、イベントの照明用電源車などとして活躍
・これまた55%のトップシェアを誇るエンジン溶接機。
・コンプレッサーのシェアは20%。スキー場の人工降雪機など圧縮空気を利用する機械のエアー源としても活躍。
・その他、夜間作業に不可欠なエンジン投光機はじめ、建設機械や農機具の洗浄に威力を発揮するエンジン高圧水ポンプ、 高所作業車など。
つい最近の製品ニュースには「灯油を燃料とした業界初の極超低騒音型、長時間メンテナンスフリーの画期的なエンジン発電機」なんてのがあります。灯油は軽油の約2分の1の価格。これって災害時には大活躍しそうですね。1台ほしいくらいです。
製造業であるだけに、創業直後に工場は都心の住宅密集地(今のUFJ銀行のある一画です)を出て山手線の外へ(上高田なんて当時はまだイナカだったんですよ)、また本社も30年前に新富を離れたのですが、創業者・久保山洩左氏の社葬は平成8年5月、ゆかりの地でもある築地本願寺で盛大に執り行われたそうです。
ところで現社長の久保山英明氏は創業者である洩左氏のご子息でしょうか。取材し忘れました。
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