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第90回●新富町その日その日(10) 地価反騰! バブル再燃の恐れあり?


日本経済新聞 3月24日号

 やや“旧聞”になりますが、3月23日に国土交通省が発表した06年度の公示地価。新聞朝刊の1面トップは「3大都市圏 商業地上昇」「15年ぶり、都内宅地も」の大見出し。社説でも、「東京都の渋谷、港、中央の都心3区では、商業地の上昇率が昨年の1けたから軒並み2けたに跳ね上がり、30%を超えた地点もあった」と、バブルに警戒を怠るなと説いています。昨今のマンション建設ラッシュを見ていると、そんな危惧が的中しそうな気もします。
で、2004年7月掲載の「第48回●新富町その日その日(9) 新富健闘? 公示地価の微妙な差異 」で記した地価の推移と比較すると、朝日の記事が書くように中央区が長年の下落そして下げ止まり、横バイ傾向から反騰に転じたことがよくわかるのですね。

1. 「つきぢ田村」(築地2-12-11)のあたりが1平米で126万円から123万円へと前年比2.4%ダウン。
2. 新富町に目を転じて、錦糸町行きバス停あたり、伊東写真館(新富2-4-4)前が133万円から132万円へと0.8%ダウン。
3. 築地警察署の真向かい、ヤマト運輸本社(銀座2-16-12)のブロックが170万円から163万円へと4.1%ダウン。

 あれから2年。今回の数字から公示地価の変動を探ってみました。
 うーん、たしかにわがエリアは東京の住宅地の+0.8%、また商業地の+2.9%を大きく上回る上昇率。全国平均では住宅地・商業地とも−2.7%と14年連続下落であることを考えると、定点観測3地区とも騰勢が目立ちます。そして、さらに気になるのが大都市と地方との格差拡大です。ま、われら持たざる庶民には関係ないデータですけれど。

                  
  2003 2004 2005 2006 対前年比 対'03比 前面道路
つきぢ田村 126 123 123 130 +5.7% +3.2% 南西14M区道
伊東写真館 133 132 132 138 +4.5% +3.8% 東18M区道
ヤマト運輸 170 163 163 181 +11.0% +6.5% 南西15M区道
注1)各年度とも1月1日現在、1平米あたりの価格、単位=万です。
 2)3地区とも建蔽率80%、容積率600%の商業地。ただしヤマト運輸は角地で側面道路あり。




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