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第8回●背の君は『築地魚河岸三代目』


築地・境静の前に立つ
平野文さんと小川貢一さん
(『中央区fan』5月号より)

「魚河岸通信」第1回で「『築地魚河岸三代目』を読む 」をご紹介したのが昨年の11月13日。あれからもう半年たってしまいました。で、またもや座付き記者の不勉強ぶりを白状せざるをえない事態が出来(しゅったい)しました。
 中央区全域で発行部数5万2500部というフリーペーパー『中央区fan』5月号。その4面で「築地はやっぱりおすしだね!」と題して平野文さんがエッセイを書いているのですが、彼女のプロフィールを読んでびっくりしました。
 この「ひらの・ふみ」さん、1978年に玉川大学文学部芸術学科の演劇専攻を卒業。82年に放映されたテレビアニメ「うる星やつら」の主人公ラムちゃん役の声優はじめ、タレント、エッセイスト、料理研究家として活躍している人なのですが、彼女のダンナさんがこの『築地魚河岸三代目』のモデル、仲卸業・境静の三代目、小川貢一さん。
 89年、文さんはお見合いで三代目と結婚、魚河岸で若女将も務めるというマルチ・タレントだったんですね。
 95年には、その結婚のいきさつを綴った『お見合い相手は魚河岸のプリンス』を原作とするドラマ「魚河岸のプリンセス」がNHK新銀河小説で放映。また、記者が感動の涙にむせびつつ読んだビッグコミック連載中の『築地魚河岸三代目』は彼女が監修者という次第。いやはや、日頃タレントのゴシップ記事やコミックを読まないとはいえ、座付き記者たるもの、こう世情にうとくてはリストラされかねません。
 ところでシャンソン歌手、料理研究家として知られる平野レミ(ひらの・れみ)というタレントさんがいるのですが、二人の関係は? 次なる疑問は未調査です。悪しからず。


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