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11月1日の新札発行で俄然人気沸騰の樋口一葉。一時期を過ごした本郷菊坂近くの借家跡や台東区下谷の一葉記念館は連日大賑わいとか。
さてその一葉は東京府庁の構内にあった武家屋敷の長屋(現・千代田区)で生まれました。一葉の父則義が江戸南町奉行配下の八丁堀同心で、維新後は東京府庁に勤めた下級官吏(後、警視庁勤務)だったからです。
といっても、父は甲州中萩原村(現・山梨県塩山市)の百姓の生まれ。刻苦して幕府崩壊直前に八丁堀同心浅井竹蔵の株を買い直参の同心の身分(30俵2人扶持)と町屋敷を手に入れたニワカ侍でした。
維新後も一時は羽振りがよかったものの事業に失敗。失意のうちに、一葉が家督を相続した翌明治22年(1889)に59歳で死去しました。当時17歳だった一葉では家計を支えようもなく、一家の生活は次第に困窮の度を深め、薄幸なイメージそのものになっていったようです。
明治29年(1896)11月23日、本郷丸山福山町4番地(現・西片1−17−17)の家で24歳の生涯を閉じました。葬儀は11月25日、築地本願寺の葬儀執行所で行われ、墓は杉並区永福の同寺和田堀廟所にあります。
ま、そんな縁からでしょうか。11月25日夜、本願寺の本堂で「樋口一葉顕彰会」という催しが開かれます。本願寺輪番を導師とする読経、元財務大臣シオ爺の挨拶、そして人間国宝による新内浄瑠璃「十三夜」の語りや舞楽など。
主催は日本芸術文化の会(入場料2000円、問合せ=03-3561-5012)。協力が築地本願寺&日本銀行と、何やらご利益?がありそうです。
さて、なかなか出回らない新札に業を煮やし、遊びゴゴロでカラーコピーをしようとすると、「法律に触れるオソレがあります」とのサインが出るそうです。
偽造防止のため最新・最強の印刷術を駆使した自信作で、例えばエックス線などを当てると棒状の模様が浮かび上がる「すき入れバーパターン」や、角度を変えると光の加減で色や模様が変わる「ホログラム」も初めて導入したとか。
そのへんの事情については北海道新聞のホームページ、「もっと知りたい」コーナーに「20年ぶりの新札発行」と題する詳しい説明があります。むろん著作権に抵触するので、紹介はここまで。興味のある方はリンク先をご覧ください。
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